「earthの部屋」
〜2008 05/22(木)〜
地球をつったどぉ。。。んっぉ!? 竿が折れた。。糸が引っ張られる。。。た、たこぉぉぉ!?北海道はでっかいどぅ★
場所 : 小樽湾東防波堤付け根付近
: 大潮(東京芝浦標準)
満潮 : 05:04,19:04
干潮 : 12:07,
天気 : 曇り

魚種   サイズ  
ミズダコ   4.4kg   1匹

 バイト先の社員旅行に参加。就活中ということもあり、ドタキャンも視野にいれつつ、行こうかどうか迷っていたところ、旅行前夜に内定ゲット。研究室には内緒でGO!!社員旅行は北海道。初日は旭山動物園、二日目は3グループに分かれての行動(クルージングコースを選択)。3日目は自由行動。この3日目に釣りをしてみようと釣り具をしのばせる。特に行きたい所もしたいこともない。なら北海道でしかつれないような魚を釣ってみようというわけ。ちなみに2泊目は小樽湾に面したヒルトンホテル。目の前はおあつらえ向きに海じゃないですか!!調べてみると、小樽湾ではチカやホッケが釣れている。チカもホッケもこっちじゃ釣れない。きたあ!!しかし、ホッケってどうやって釣るんだろうと思ったら、サビキ。北海道ってすげー。
 さて、2日目。クルージングって、ただ船に乗っているだけだけど、波に揺られ、潮風にあたり、大海原と複雑な海岸線を眺めているだけで結構楽しい。クルージングが終わったあと、2時間ほど時間が。一度ホテルに寄り、チェックイン。荷物おいて、明日の情報収集。はて、釣具屋は近くにあるのかしらん?さすが天下のヒルトンホテル。フロントに聞いたらすぐに返答が。意外に近いので、釣り道具も持ってGo。釣り道具屋は意外にも暇そうに。小樽湾の西側ではチカやらホッケが釣れているらしいが、こちら側(東側)は釣れていないそうな。ちょっと残念。明日、西側まで遠征するかどうか考えながら、仕掛けを眺める。関東とはラインナップがかなり異なる。サビキの針の小さいこと。イワシ・アジの名はなく、チカの名の入った仕掛けがたくさん。チカはそんなに小さな魚ではないとは思うのだが。。カレイ用の投げ仕掛けも胴付きがメイン。所変われば品変わるを実感。とりあえず、まだ少し時間があるようなので、ブラクリとイソメを買い、東防波堤に行ってみる。明日西に行くかどうか、今、東に行ってどんなもんか確かめてから決めることにしよう。
 東防波堤に着いてみると、なかなかよさそうな感じ。防波堤は非常に長い。一番先まで行ってみたかったが、時間もないので付け根で準備を始める。外向きは足もとに海藻が生い茂り、堤防と海岸線の境目には平らな磯場。内側は比較的浅く、水も奇麗なので底が見える。石とシャリでところどころに藻が生えている。とりあえず外向きに投げてみるが、根が多く釣りにならない。特に、手前に段差(テトラ?)があるのか、巻きあげてる途中でいきなり引っ掛かり、まず仕掛けが回収できず、数回やってあきらめる。
 そこへ、あらかじめ連絡をしておいたバイト先の社員が一人。とりあえずコンパクトロッドにブラクリをつけ、釣り方を簡単に教えて手渡す。あたりはあるようだが、かからず、餌だけなくなるとのこと。どうやら魚はいるようだ。さて、自分も投げはあきらめ、ブラクリにする。数回試してみたと頃、隣の竿が大きくしなっている。おっ!!釣れたじゃないですか!と声をかけると、地面とのこと。初め動いていたように見えた気がしたものの、確かに今は全く動かない。本当に根がかりのようだ。かなりやわらかめの安物コンパクトロッドに、2号のPEをつけていたので、無理やり引っ張れば竿が折れかねないので、竿を受け取る。根がかりの具合を確かめようと、軽く竿を上にあげると、、、、え?折れた??なぜ???一瞬あっけに取られ、すぐに糸を確認するとものすごい勢いで引っ張られている!!初めのあたっているような竿の動きを思い出し、ゆっくりと糸を手繰り寄せる。さすがPE2号これでもかというぐらい力を入れても切れない。無理やり引っ張り上げるとなんとタコ。しかも尋常ではないサイズ。糸を社員に任せタモを用意しすくい上げると、5kgはあろうかというオオダコ。こ、これは。。北海道のミズダコ??北海道はやっぱスケールがでけぇ!!
 実はまだここに着いてから20分もたっていない。が、もともと1時間ぐらいしか時間がない。どうやって持ち帰ろうか途方に暮れながら片付けを開始。タコのことを考えると、時間がもうない。。とりあえずビニールに何重にもくるみ、クーラーバックに入れホテルへ。そのまま冷蔵庫にポン。数時間後、飲み会が終わっり、ヒルトンホテルの洗面器にタコをいれる。ある社員のお子さんが目をキラキラさせながらタコを触る。というか、僕、君の頭の大きさと、タコの頭の大きさ同じぐらいじゃないかい?なんとタコ、まだ生きている。恐るべしタコの生命力。再びビニル袋に入れ、体重計に載せる。4.4kg。重いはずだ。。しかし、翌日よった釣具屋に話してみると、小さい小さいと笑われてしまった。「10kgはないと」のこと。
 翌日飛行機で持ち帰り、調理。さすがにもう死んでいたが、鍋に入らない。足を一本ずつ切って茹でる。とりあえず食べてみる。うまい!!全く味付けがいらない。しかし、ミズダコだと思ったものの食感はマダコ。オスとメスで食感が違うというから、そのせいかもしれないが。。?どちらなんだろう?

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